2017年

時の経過と共に現れる課題

設置から6年間の歳月が経ち、ランプの寿命による不点灯箇所が目立ち始めました。
お客様からのご依頼を受け、随時ランプの点検と交換を実施しました。

2018年

更なる課題発覚と対策

単なるランプ寿命だけでなく、器具への雨水浸水による漏電も発生しました。
浸水経路は架台結合部からと特定し、シーリング材を充填することで浸水対策を施しました。 また、機器の配置図を作成して個別の修繕記録をとることにより、ランプの寿命以外の不点灯の原因を早期に発見できるよう備えを強化しました。
ランプ交換から短期間で再び不点灯となる場合は、安定器の故障や器具への雨水浸水、漏電などを考慮した対応が必要になるための取り組みでした。

2020年

本格的なリニューアルへ向けて

不点灯の原因がランプの寿命ではなく、安定器の故障や器具内部への雨水浸水であるものが増加する傾向があったため、お客様と相談の上で、器具の下部に水抜き穴を開けて対処することとしました。
また、安定器用ボックス内のケーブルが、放熱穴から差し込む日光の紫外線により劣化しており、絶縁不良を起こしているものが目立ちはじめていました。

2020年

安全面・機能面の課題を解決するLED化の提案

浸水に加え、安定器故障やケーブル劣化、照射方向ズレなど、安全面・機能面での課題も顕著になりました。
お客様より安定器・ケーブル交換の見積依頼を受け、更なる提案を行いました。それが、チョコパネルの照明全体をLED化するプランです。

最適なLED照明の選定と提案

広報用照明として、色温度や照度を維持するため屋外照明に実績のあるメーカーの製品を厳選しました。
商社様と連携し、関係者を招いて照度計測や器具選定を行い、お客様のご要望に合致する最適なLED化プランを構築しました。

2023年

ついに実現！チョコパネル照明 LED化

チョコパネル照明のLED化工事が無事完了しました。
省エネ効果に加え、安全性の向上、景観の美化など、様々なメリットを実現しました。
チョコパネル照明のLED化工事の実施と並行して、工場屋外部のすべての照明をLED化したいとのご要望を頂くなど、一つの実績が新たな仕事へと広がりました。